「赤ちゃんに授乳をしていたら乳首が切れてしまい、授乳がつらい…。」と悩んでいませんか。
産後まもない赤ちゃんは頻回授乳なので、その度に痛い思いをするのは本当にしんどいですよね。
私も授乳初日に、切れてしまいました…(泣)
本記事では、授乳で乳首が切れた時の対処法を解説します。
実際私が使っていた製品の紹介もしているので、参考にしてみてくださいね。
この記事からわかること
- 授乳で乳首が切れる原因は?
- 傷への対処法
- 保湿する
- 乳首の擦れを防ぐ
- 搾乳をして乳首を休める
授乳で乳首が切れるのはなぜ?
授乳して乳首が切れる原因は、主に下記の5つです。
- 授乳時、赤ちゃんの吸いつきが浅い
- 乳首を赤ちゃんの口から外す時、うまく外せていない
- 乳首の柔軟性が低い(硬い)
- 授乳時間が長すぎる
- 赤ちゃんに乳首をかまれる
私の場合は1.〜3.が原因でした。
深くくわえさせることがとても重要!
乳首が切れる1番の原因は、「①授乳時、赤ちゃんの吸い付きが浅い」ことです。
深くくわえさせることが重要なので、赤ちゃんの口に乳首全体を入れるようにしてあげましょう。
また、「②乳首を赤ちゃんの口から外す時」は、赤ちゃんの口角から自分の小指を入れて外してあげてください。
乳首から無理やり赤ちゃんの口を外そうとすると、乳首が傷つくことがあります。
③に関しては、出産直前に「乳首のマッサージ」をしておくことが重要です。
もし2人目を産むことになったら、ちゃんとマッサージしようと思っています…(泣)
乳頭亀裂の傷への対処法
乳頭亀裂となってしまった時の対処としては、
- 保湿する
- 乳首の擦れを防ぐ
- 搾乳して乳首を休める
の3点があります。
①保湿する
母乳と保湿剤で、乳頭を保湿しましょう。
母乳を塗る
母乳には、天然の治癒成分が含まれており、乳首を保湿することができます。
毎回授乳の後に、母乳を少ししぼって乳首にぬっておきましょう。
私は母乳を塗ってしばらく時間をおき、その後下記のピュアレーンを塗っていました。
「母乳?保湿されるわけない…」と思っていましたが、意外と本当に保湿されましたよ(笑)
保湿剤を塗る
母乳にプラスして、乳頭専用の保湿剤もぬっておきましょう。
乾燥や赤ちゃんから吸われる刺激から守ってくれます。
赤ちゃんが舐めても問題ないため、授乳前に乳首を洗う必要はなく、そのまま授乳できますよ◎
私が使っていたのはピュアレーン。
出産した産婦人科でもピュアレーンが使われていました。
ピュアレーン
乳首が切れて痛いなら、保湿は絶対にした方がいいです。
保湿は予防にもなるので、傷が治ってからも継続してぬることをおすすめします!
他にもランシノーやピジョンの乳頭クリームなどもありますが、王道なのは上記で紹介した「ピュアレーン」ですね。
成分的には、すべてラノリン(羊の毛から取れる脂)が主なので、テクスチャーの好みで選びましょう。
ランシノー
ピジョン
乳首の擦れを防ぐ
乳首に傷がある時は、乳首に下着が擦れて痛いですよね。
そんな時におすすめの対処法は、全部で4つ。
- 乳頭保護器を使う
- ブレストシェルを使う
- ジェルパッドをする
- ドーナツガーゼをする
- 搾乳して乳首を休める
①乳頭保護器を使う
「乳首が切れて痛い」と先輩に相談したら、「授乳するときにこれ使ってたよ〜」と教えてもらったのが乳頭保護器。
授乳時の乳首に乳頭保護器をつけるため、赤ちゃんには間接的に吸ってもらうことになります。
メデラとピジョンのものがありますが、私はメデラのMサイズを買いました。
メデラ 乳頭保護器
乳頭保護器を使用しても痛いのは痛いのですが、直接吸われないので少しだけは痛みがマシになります。
ピジョン 乳頭保護器
②メデラのブレストシェルを使う
メデラのブレストシェルは、日常的に乳首に装着するもので、乳首と下着の擦れや、赤ちゃんを抱っこした時に乳首が押しつぶされるのを防いでくれるものです。
乳首に硬いフタをして守ってもらうイメージ。
メデラ ブレストシェル
傷がある乳首が擦れるのは本当に痛いので、ブレストシェルを使って守ってもらいましょう。
③メデラのジェルパッドをする
メデラのハイドロジェルパッドは、擦れから守ってくれる点は②のブレストシェルと同じですが、痛みを和らげてくれる作用があります。
形状も異なり、水分をたっぷり含んでいる柔らかい透明状のパッドです。
意外と固めかと思いきや、つけてみるとジェル状でぷるぷる!
乳首に貼り付けるとひんやりするので、熱を持った傷だらけの乳首が冷やされて気持ちよかったです。
私はこれをつけている時が、最も痛みが緩和されました。
つけているとだけは痛みを忘れてしまうほど。
本当におすすめです!
④ドーナツガーゼをする
どうしても乳首が痛くて1ヶ月検診の時に助産師さんに相談したら、ドーナツガーゼについて教えてもらいました。
ガーゼを細長く折ったもので円を作り、固結びを2回したものです。
穴部分を乳首に当ててその上から授乳キャミソールなどを着用すると、乳頭を布の擦れから守ってくれます。
私はキャミソールや母乳パッドが乳首に当たって擦れ、本当に痛くて夜も眠れなかったのですが、このドーナツガーゼのおかげで眠れるようになりました!
ドーナツガーゼの作り方
①ガーゼを準備します。
②ガーゼを三角に折ります。
③ガーゼをさらに折って細長くします。
④ガーゼをねじります。
⑤ガーゼの端を2回固結びしてできあがりです。
乳首の高さよりもドーナツガーゼを高くすることがポイントです。
ドーナツガーゼの高さが、ブラやキャミソールの擦れから乳首を守ってくれますよ◎
⑤搾乳して乳首を休める
乳首が痛くてたまらない時は、無理をせず授乳をやめて乳首を休めましょう。
授乳をやめる間は、搾乳した母乳を哺乳びんに入れて赤ちゃんに飲ませればOK。
また、搾乳する時は搾乳器がとても便利です。
メデラとピジョンの搾乳器があります。
産婦人科でも使われていたので、私はメデラにしました!メデラは間違いないと思います。
(私が買ったものからリニューアルして、見た目が変わっています。)
メデラの搾乳器 電動
メデラの搾乳器 手動
電動と手動がありますが、断然電動がおすすめです。
手動は搾乳にとても時間がかかりますし、指がとても疲れます…。
両手を使うので搾乳の間他のことはできません。
私は最初、手動搾乳器を購入しましたが、使いすぎて指が腱鞘炎になってしまいました…。結局、電動も購入しました。
電動だと片手で搾乳できるので、搾乳中にスマホを見ることもできます。
電動で搾乳している時にスマホを見るのが息抜きになっていました!
手動よりも電動の方が早く搾乳が終わるし、指も疲れません。
搾乳器をうまく使って乳首を休めると、早く乳首の傷が治りますよ。
乳首が切れた時の対処法まとめ
今回は、授乳で乳首が切れる原因と対処法について解説しました。
最後におさらいです。
- 赤ちゃんに乳首を深くくわえさせる
- 母乳やピュアレーンで保湿する
- ブレストシェルやドーナツガーゼで乳首が擦れないようにする
- ハイドロジェルパッドで痛みを緩和させる
- 搾乳して乳首を休ませる。搾乳にはメデラの電動搾乳器がおすすめ!
乳首が痛くてたまらないのは、精神的に相当しんどいですよね…。
私が産後を思い返して1番つらかったのは、出産してすぐの乳頭亀裂がひどい時期でした。
一刻も早く痛みが取れますよう祈っています!
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