初めての出産入院、
- 「陣痛バッグって何入れたらいいの?」
- 「インスタで“陣痛バッグと入院バッグ”を見るけど、分ける理由がわからない…」
などと困っていませんか?
私も同じでした。
どんなシーンで何が必要なのか、具体的に想像できないとなかなか準備する気にならなくて…
そこで本記事では、イラストをまじえながら陣痛バッグ・入院バッグについて徹底的に解説していきます。
陣痛バッグ・入院バッグの準備で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事からわかること
- 陣痛バッグ・入院バッグの違い
- なぜ分ける?分けないとダメ?
- 陣痛バッグ、入院バッグはどのバッグに入れた?
- 持っていってよかったもの
陣痛バッグ・入院バッグとは
陣痛バッグ・入院バッグとは、出産入院で持っていくバッグの通称です。
それぞれ使うシーンが異なります。
陣痛バッグ
入院バッグ
わかりすい例で言うと、「テニスボール」をいきみ逃しで使いたくて持っていくなら、陣痛バッグに入れておくべきです。
逆に、「退院着」は陣痛バッグには絶対入れないですね。
退院のときにしか着ないので。
陣痛バッグ・入院バッグは分けないとダメ?
分けなくても大丈夫です。
陣痛が始まって病院へ行くとき、すべての荷物を持っていく方は「分けずに1まとめで持っていって大丈夫」です。
特に以下の方は、病院に行くときすべての荷物を持っていく方が多いです。
2つに分けた方が良いのは以下の方です。
病院についても途中で陣痛がおさまると「入院せずに家に帰らされることがある」ので、とりあえず「陣痛バッグ」だけ持っていくパターン。
私も前駆陣痛で帰宅させられました…
しかし、やはり1まとめで持っていくよりは、2つに分けることをおすすめします。
荷物を分けることをおすすめする理由
- すべて1まとめだと、どこに何があるかわかりづらい
- 緊急入院や、陣痛の痛みが強く重い荷物が持てないことがある
計画無痛分娩や予定帝王切開の場合は1まとめでもOKと解説しましたが、上記の理由から「荷物はできるだけ分ける」事をおすすめします。
なんとなくでもいいので、陣痛中にいるかも?と思うものは取り出しやすくしておきましょう。
陣痛バッグ・入院バッグはどこのものを使ったか
私は普段使いしているロンシャンのバッグを陣痛バッグに、reisenthelのバッグを入院バッグにしました。
陣痛バッグには、「陣痛の間に使う可能性があるもの」を、入院バッグには「陣痛の間絶対使わないだろうもの」を入れました。
陣痛バッグ・入院バッグの中身は?
陣痛バッグ・入院バッグの中身はどうやって決めたらいいでしょうか。
まず確認して欲しいことがあります。
産院で何が準備されているかです。
産院にあるものは、わざわざ自分で持っていく必要はありません。
これは、産院によってかなり偏りがあるので、事前に聞いておきましょう。
私の産院では授乳枕や円座クッションが用意されていましたが、SNSを見ると「わざわざ持参した」という方も。産院になかったんでしょうね。
産院で準備されていたもの
私の産院で準備されていたものについて解説していきます。
産院によって偏りがあるので、参考程度にどうぞ。
まず、「入院一式セット」として不織布のバッグが1人につき1つ配られていました。
中身は以下のものです。
- 産褥パッド(S・Mサイズ2パック)
- 産褥ショーツ1枚
- コットン(赤ちゃんのおしりふきがわり)
- おへそ消毒セット
- 清浄綿(会陰切開部分を消毒する)
- さい帯箱(へその緒を入れる)
- 使い捨てスリッパ
- ヘアブラシとヘアゴム
- 歯ブラシ、歯磨き粉、コップ
- ピュアレーン
ピュアレーンが入っていてとても助かりました。
産院でピュアレーンが準備されていない場合は、持参することを強くすすめます。
また、入院一式セットには入っていませんでしたが、準備されていたものは以下になります。
- おむつ(パンパースとメリーズ各1パック)
- 赤ちゃんの毎日の着替え
- 授乳枕(各部屋に1つ)
- ハンドソープ
- 円座クッション(希望者に貸し出し)
- シャンプー・リンス・ボディーソープ(シャワー室)
また、産院から持ってくるよう指定されるものもあります。
産院から持参の指示があったもの
事前に産院から持参の指示があったものは、以下になります。
- 母子手帳
- 保険証
- バースプラン
- 入院費一部支払証明書
- さい帯血バンクの書類
- 赤ちゃん用のバスタオル×3、自分用のバスタオル×3
- 赤ちゃん用のフェイスタオル×3、自分用のフェイスタオル×3
- ガーゼハンカチ
- 赤ちゃんの退院着
- 前開きのワンピースパジャマ
- 産褥パンツ×数枚
- 化粧品
- さらし(骨盤ベルトの代わり)
「バスタオルやフェイスタオル、こんなに必要なの?!」と驚くほど持っていきました…。
産院でタオルのレンタルがあったので、利用すればよかったと後悔したほど。
産院で準備されているもの・産院から持参の指示があったもの以外のものを、自分で考えて持っていきましょう。
自分で考えて持っていったもの
自分で考えて持っていったものは以下になります。
- 出産手当金支給申請書
- メモ帳とペン
- 母乳パッド
- 授乳キャミ
- ミニバッグ
- 財布
- iPhone
- 充電器
- ハンカチ
- マスク
- 除菌シート
- 水・お茶
- ボトルキャップストロー
- リップ
- お菓子
- ウイダー
自販機や売店で何か買うことを想定して、財布とミニバッグをセットで持っていきました。
ジュースを買ったり、産褥ショーツが足りなくて買ったりしたので、持っていってよかったです◎
絶対に持っていった方がよいもの
私が考える「入院中絶対にあった方がよいもの」は以下のものです。
- お菓子類
- メモ帳とペン
- 授乳キャミと母乳パッド
- 授乳枕
- 円座クッション
それぞれ解説していきます。
絶対に持っていった方がよいもの①お菓子類
持っていって本当によかったと思ったものは、お菓子など何かつまめるものです。
産後、授乳が始まりますが、授乳をすると本当にお腹が空きます。
ずっと空いていました。
そんなとき、お菓子やウイダーがあって本当に助けられました。
もっとたくさん持っていけばよかったと思ったので、多めに持っていくことをおすすめします。
絶対に持っていった方がよいもの②メモ帳とペン
産後は頭がぼーっとして、何かを記憶することが難しくなります。
「マミーブレイン」と呼ばれるそう。
助産師さんに研修してもらったり、アドバイスをもらったりしたことをメモ帳に書いて忘れないようにしていました。
書かないと本当に忘れます(笑)
絶対に持っていった方がよいもの③授乳キャミと母乳パッド
授乳キャミはベルメゾンのものを購入して持っていきました。
本当に授乳しやすいのでおすすめです!
母乳パッドは不要だったという人もいるのでなんとも言えませんが、私はシャワーを浴びるたびに母乳がボタボタとたれてくるほどで母乳パッドをしなければキャミソールがびしょびしょになっていたので、必須でした。
絶対に持っていった方がよいもの④授乳枕
私の産院では授乳枕が準備されていたので持っていきませんでしたが、産院で準備されていない場合は絶対に持っていった方がいいです。
なぜなら、授乳枕がないと高さが足りずものすごく猫背にならざるをえないので、授乳がとてもきついからです。
かさばるので持っていくのは大変ですが、授乳枕なしで授乳すると入院中に肩と背中がガチガチに凝ってしまうので、できる限り持っていきましょう。
絶対に持っていった方がよいもの⑤円座クッション
円座クッションも産院で準備されていたので持っていきませんでしたが、産院にない方は持っていった方がベターです。
会陰切開の傷が想定以上に痛いからです。
入院中は円座クッションがないと座れないほど…
出産後、痛すぎて慌ててAmazonで購入したという人も。
産院で貸し出していない場合は、持参することをおすすめします。
陣痛バッグ・入院バッグ|まとめ
本記事では、陣痛バッグ・入院バッグについて解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 陣痛バッグと入院バッグは分けなくてもいいが、分けた方がどこに何があるかわかりやすい
- 陣痛バッグ・入院バッグを準備する前に、産院で準備してくれるものを知る
絶対に持っていった方がいいもの
- お菓子類
- メモ帳とペン
- 授乳キャミと母乳パッド
- 授乳枕
- 円座クッション
初めての妊娠・出産だと、何が必要なのか想像もつかないですよね。
入院中のスケジュールを調べ、イメージトレーニングをしてみると、自分に必要なものが見えてくるかもしれません。
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